業界の動向

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目次

インフラ業界が安定している理由

需要が落ちにくい

インフラ業界は、人々が生活を送るうえで必要不可欠なサービスを提供しており、景気などで左右されにくいサービスであるということが安定している理由と言えるでしょう。

既に人々の生活に根付いたサービスであり、なくなっては困るサービスとなっていることからも、国内で大きく需要が拡大することはないかもしれませんが、需要が落ちにくいため、安定性が高いと言えます。

有事の際は、国や行政からの支援も見込める

インフラ産業の特徴として、行政や地域に根差した事業が多いことが挙げられます。

行政や自治体との仕事は、国や都道府県に対しての仕事となり、支払い元の安定性も高く、事業としての安定性は高いと言えるでしょう。

また、インフラ産業の多くは人々の生活に欠かせないサービスのため、サービス提供ができなくなると、生活へも影響が出てきてしまいます。

そういった背景からも、景気の落ち込み、災害など、サービスの提供が難しい状態になった際に、人々の生活を守るために、国や都道府県から支援が出る可能性もあります。

競争相手となる企業が他業種と比べて少ない

専門性が高く、新規参入が難しいインフラ産業においては、他業種と比べると競合他社が少ない傾向にあります。

競合他社がいないということは、売上を奪い合うことなく、その市場における需要を刈り取ることができるため、安定性が高い企業が多いと言えます。

インフラ業界の今後

将来的に見ても安定性は高い

インフラ業界の多くは、需要がなくなることはない業界のため、将来的に見ても「安定」している業界と言えるでしょう。

しかし、需要の低下は考えられるため、各社が利益獲得のために施策を打ち出している状態です。

人口減少による需要の低下

日本は少子高齢化が進み、人口が減少しています。

そもそもの日本の人口が減少するということは、生活に根差したインフラサービスの利用者が減るということ。

公共交通機関の利用者が減少傾向にあること、過疎化が進む地域では、サービス自体が縮小されているということも起こってきています。

変革期に入るインフラ産業

人口減少に伴い、インフラ産業企業は、変革期にあると言えます。

今後の変革として、

が考えられます。

海外への進出

人口減少に伴い、日本から海外へ事業展開を行い、新たな需要を獲得していくことも考えられる手立てです。

日本で培ってきた高い技術、ノウハウを基に外国のインフラ産業へ進出し、売上を拡大していく。

他国の企業との価格競争という今までにない課題とも向き合う形になりますが、新たな需要獲得に向け、国を挙げて推進を進めています。

サービス進化による新規需要の獲得

競合他社が比較的少ないインフラ産業においても、近年競合が増え、サービスでの差別化が図られています。

ガス・電力の自由化に伴い、多くの新規参入企業が電力事業・ガス事業に参入し、それぞれのライフスタイルに合った料金プランや電気とガスの契約一本化、付帯サービスによる差別化。

鉄道各社においては、商業施設の開業、駅ナカの充実による周辺事業を巻きこんで、交通機関を利用する人を増やすといったことも行われています。

IT技術導入による人手不足の解消

自動運転、無人化などITをどう組み合わせていくか?も今後のインフラ産業における重要なポイント。

人件費を適正な金額に抑えることで、利益を上げることもできますので、今後のインフラ産業においては、ITによる変革・それに伴う新たなサービスの誕生といった点も見逃せません。

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